み吉野の 山の秋風 さ夜更けて ふるさと寒く 衣うつなり
み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて ふるさと寒く 衣打つなり 参議雅経 95.
み吉野の 山の秋風 さ夜更けて ふるさと寒く 衣うつなり. み吉野の 山の秋風 さ夜更けて ふるさと寒く 衣うつ. おほけなく うき世の民に おほふかな わが立つ杣に 墨染の袖. 花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり.
み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり. み吉野の 山の秋風 小夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり みよしのの やまのあきかぜ さよふけて ふるさとさむく ころもうつなり 現代訳. み吉野の 山の秋風 さ夜更けて ふるさと寒く 衣うつなり.
み吉野の 山の秋風 さよ更けて 故郷寒く 衣うつなり. 秋風 に たなびく. わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり.
み吉野の 山の秋風 さ夜更けて ふるさと寒く 衣うつなり. みよしのの やまのあきかぜ さよふけて ふるさとさむく ころもうつなり. みよし野の 山の秋風 小夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり.
94 み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて ふるさと寒く 衣打つなり. 87 村雨の 露もまだひぬ 槇の葉に 霧たちのぼる 秋の夕暮. 95 おほけなく うき世の民に おほふかな わが立つ杣に 墨染めの袖.
94 み吉野の 山の秋風 小夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり ミヨシノノ ヤマノアキカゼ サヨフケテ フルサトサムク コロモウツナリ. 花さそふ あらしの庭の 雪ならで ふりゆくものは 我が身なりけり. みよしのの やまのあきかぜ さよふけて ふるさとさむく ころもうつなり.